マジカル★ポーション工房


ツイッターで見かけてすっちむのウィッシュリスト突っ込んでたのを「お店やるゲームしたいな〜」の気持ちから購入。
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基本的には「ポーション屋をやってる魔女に世話になったからお店の手伝いをする」っていうスタンダードな流れなんだけど、「主人公が混合液アレルギーの元冒険者」という点が尖ってる。混合液…ポーションに対してアレルギーがある。そんなやつをポーション工房で雇うな。
ポーション飲みまくった結果アレルギーになって冒険者引退してポーション工房でお世話になるの、なんか、もう、かわいそう。

ゲームとしては、主人公が素材集めてポーションを作って魔女のお店に並べて売ってもらって、ストーリー自体はクエストをクリアすることで進んでいく。クラフト&販売&おつかいゲームって感じ。
お店は魔女がやってくれるので主人公は作ったポーションをお店で販売する用の箱に入れるまででオッケー。ポーションの売上げから魔女が販売してる手数料取られるのが良い。そのへんはちゃんとせねばね。
ポーション作りは素材を抽出マシンに入れて〜抽出したエッセンスを瓶詰めマシンへ移動させて〜瓶詰めマシンに瓶をセットして〜瓶に詰めて〜ポーション完成!と何段階か工程を踏むけど、マシンや素材入れとく箱を繋げて自動化が出来るので、一回組んじゃえば素材を箱に入れとくだけでポーションが完成してる楽ちん仕様。ウーン魔法って便利!
抽出や瓶詰めのマシンをワッシャワッシャ洗うお手入れ演出があるのが嬉しい。こういう細やかな演出好き。お店や工房を魔法の箒が掃き掃除してるのも可愛いし。良いなぁ。

お客さんには欲しいポーションがそれぞれ決まってて、欲しいのがなかなか買えないと「金なら出すから売ってくれ!!」な状態になって、そのポーションを普段より高く買ってくれる。
まんべんなく置いといた方がいろいろ買ってくれて売上げも安定するけど、偏ってた方が一気に買ってくれて儲かった感が得られたりもする。ウーンおもろい。
お客さんのレベル(お客さんのレベルってなんだよ)が上がるとクエストが発生して、それをクリアすると買ってくれるポーションが増える。このクエストでお客さんがポーション買う理由が語られておもろい。

お店に並べる以外にも出荷する手段があって、そこで材料の入荷も出来るのが助かる。
ポーションはお店で売ったほうが高く売れるけど、お客さんが買ってくれる量には上限があるし、高く出荷出来るポーションが期間ごとに変わったりするので、お店用のポーションとは別に出荷用のポーション作るラインを準備してみたりしてる。

マシンを停止させずに動かしちゃったりすると混合液がこぼれちゃうんだが、主人公は混合液アレルギーなのでこぼれたとこにいると体調を崩す。具体的には画面がぐんにゃりしたり色がおかしくなったりする。そんな重度アレルギー持ちをポーション工房で作業させるな。
主人公がポーションを飲むと幻覚を見て吐く。バッドトリップやんけ〜!!この幻覚を見てる間しか話しかけられないキャラクターがいるのがまた面白い。積極的にバッドトリップさせにいくな。

主人公はポーションの効果を得ることは出来ないけど、素材の果物とかをそのまま食うことでバフはかけられる。バフは上書き不可で、違うバフをかけるには一回ポーション飲んで吐かないといけない。
確かに吐けば胃の中のものは出てきますが!そんな手段を用意する発想がスゴいよ。
吐いたものは虹色で配慮を感じる。プレイヤーへの配慮はあるが主人公への配慮は無い。かわいそうに。

バッドトリップして吐く主人公かわいそうだねぇ……とヘキ的にはちょっと助かっている。

ポーションの素材はいろんなところにあって、ランクが高い素材は危険なところにあったりする。毒沼とか。
素材集めにちょっとしたアクション要素があるけど、目の前が真っ暗になっても次の日の朝にベッドで目覚めるくらいだから、デメリットらしいデメリットは無い。時間制限系も見当たらないしなぁ。
ファストトラベルの地点は石とか鉱石とかの素材集めて修理する必要があるけど、家へはちょっとだけお金使えば一瞬で帰れるのが良い。いい塩梅。

説明不足を感じるところもあるにはあるけど、ポーション作りはだいぶ試行錯誤を楽しむ作りになっているので、とりあえずやってみるか~!の精神でなんとかなるんじゃないかな~って感じ。
鎌や斧やつるはしをブンブンして落ちた素材は自動でリュックに入ってってくれるので素材集め自体は結構サクサクで楽しいし、素材を入荷することも出来るのが助かる。下位素材をとりあえず突っ込んどいて適当に作ったポーションが意外と売れたりすると嬉しいし。
今は3種類の素材を組み合わせられるようになった。未開放のマシン見た感じ、味変的なのが出来るようになりそうで楽しみ。

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